2017/03/22

胃の痛みがあるときは牛乳が効果的

「胃は心を映す鏡」と言われるほど、デリケートな臓器です。心配事があったり、職場や家庭で大きなストレスを受けたりすると、シクシク痛むことも珍しくありません。

ストレスを受けると食物を消化する強い酸性(pH1~2 の塩酸) の胃酸や胃液が、大量に分泌されるため、胃粘膜を刺激して、胃炎を起こしてしまうのです。
さらに、大きなショックを受けた時などは、いきなり胃粘膜や十二指腸に穴が空き、吐血や腸管を通過してタールのようになった便が出るケースも少なくありません。

いわゆる、胃潰瘍や十二指腸潰瘍で、胃酸・胃液が自分の胃や十二指腸の粘膜を消化し、内部組織までえぐってしまう疾患です。ここまでくると、病院で治療を受けることをおすすめしますが、多少、胃が痛むという時などは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品で痛みをやわらげられる場合があります。

乳製品は飲んだり食べたりすると、他の食品に比べて長時間、胃粘膜に付着しています。さらに、胃液を薄める効果があるため、胃酸や胃液からの粘膜への攻撃を防ぐせことができるのです。

ただし、あくまでも一時しのぎに過ぎません。制酸剤などの胃薬のない時の応急処置です。痛みが続く場合は、早めに病院に行きましょう。

ところで、胃の痛みがなかなか治まらない時や、長期的に続いている場合は、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が疑えます。この細菌については、酸性度が高い胃粘膜のなかでも棲息できる細菌で、胃潰瘍では70% 、十二指腸潰瘍ではじつに95 %の人が感染していると言われています。

つまり、胃・十二指腸潰瘍の真犯人とも言える細菌です。現在は除菌法(制酸剤と2種類の抗生物質を朝夕2回、7 日間連続服用) が確立し、胃潰瘍と十二指腸潰瘍治療に関しては、2回まで保険が適応されます。

もし、胃弱体質で、たえず胃の不調に悩まされているという人は、ヘリコバクター・ピロリ菌検査を受けることをおすすめします。

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