2013/01/30

頭の働きをよくするための食事はここに注意する

頭がいい回転が早い人の脳は重い?


昔から、頭のよい人ほど脳が重いといわれています。日本人の脳の重さは男性が平均1300~1400g、女性が1200~1250gですが、ロシアの文豪ツルゲーネフの脳は2012g、横山大観は1640gもあったといわれています。しかし、その一方でノーベル賞受賞者でもわずか1017gの脳の持ち主だったという人もいます。ただ重ければよいということではなさそうです。

シワの数が多ければいい?


また、脳のシワが多くて深いほど頭がいいともいわれています。このシワの部分は大脳皮質といい、ここにはたくさん叩の神経細胞がつまっています。イルカは人間よりこのシワがずっと多いとか。この説も疑わしいようです。

神経細胞はつくりかえがきかない


約140億個ある脳細胞は、赤ちゃんも大人も数の上ではほとんど同じです。しかし、脳の神経細胞は一度壊れたら再生することができないため、高齢になると赤ちゃんよりも数が少なくなります。

神経細胞の配線が重要


脳の神経細胞は、そろっているだけでは役に立ちません。細胞1つ1つが成長して、樹状突起という枝を伸ばし、これが互いにからみあうことが必要なのです。このからみあいがもっとも盛んに行なわれるのは3歳までで、10歳前後までに95%が完成します。子供のころの生活環境や栄養のとり方が、頭の善し悪しに影響を与えるというのはこのためです。

脳という臓器


脳は体重の約2%の重さしかないのに、全身が必要とする酸素の約20%を消費しています。頭の発育が盛んな子供は50%にも達します。
これだけの酸素を脳に運ぶため、1日に約2000リットルもの血液が脳を通過しています。運ばれた酸素は、脳細胞が働くためのエネルギー源となるブドウ糖を燃焼するのに使われます。

ブドウ糖の不足は?


脳を1台の車にたとえると、ブドウ糖はガソリンにあたります。脳はこのガソリンむ蓄えることができません。そのため、脳にブドウ糖を送る血液の流れが10秒間ストップしただけで、意識がもうろうとします。また、3分間も止まったら、脳の細胞は死んでしまいます。食事をきちんととっていれば、ブドウ糖が不足することはありません。

記憶力を高めるタンパク質


脳細胞の活動に必要なエネルギー源は、血液によって運ばれたブドウ糖と酸素ですが、脳細胞そのものの働きを支える栄養はタンパク質とビタミンB群です。

するめや麩はグルタミン酸が豊富


脳細胞を活発に働かすための栄養は、グルタミン酸なので、グルタミン酸の多い食品をとればよいということになります。おもしろいことに、タイやヒラメといった高級魚ではなく、スルメやイワシなどの大衆魚に多く含まれています。また、麩や高野豆腐、ゆばなど、日本人が苦から食べてきたような伝統的食品に多く含まれているのも特徴です。

頭の働きをよくする


脳の中では、積極的に行動しょうとする考えと、その行動を抑えようとする考えとがいつも争っています。この争いが激しいほど、頭の働きは活発になり、創造的な考え方や行動が生まれてきます。これらの働きを活発にする栄養を与えれば頭がよくなるわけですが、それにはタンパク質とビタミンB群が重要なカギをにぎっています。

ビタミンB1は頭脳強化ビタミン


ブドウ糖は脳のエネルギー源ですが、これだけでは不完全です。ブドウ糖が完全燃焼し、エネルギーをつくりだすためには、ビタミンB1が必要なのです。ブドウ糖に対して、ビタミンBlが不足すると、コルサコフ症候群という病気になって、極度に物覚えが悪くなります。

ビタミンB1を破壊する酵素


あさりやしじみなどの貝類や、エビ、カニ、わらびやぜんまいなどの山菜には、アノイリナーゼというビタミンB1破壊酵素が含まれています。灰汁抜きしたわらび50gで1gのB1を破壊するといわれています。毎日食べ続けなければ問題はありませんが、B1不足の人は摂取を控えた方がいいでしょう。

ビタミンB1を積極的に摂取するには、サプリがおすすめ。
脳のためにも大切ですが、脂肪の燃焼にも必須の栄養素です。

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