2013/01/21

水太りに悩む女性たち

健康と美容のためには、1 日1.5L~2.0Lくらいの水を、数回に分けて、少しずつ補給することが大切。でも、中には「毎日たくさん水を飲むのはいいけれど、それで水太りはしないの? 」と心配する女性が多いのも事実です。

「水太り」というのは日常的によく使われる言葉です。それはまるで、水が肥満の原因であるかのようなイメージを与えます。実際に「水を飲んだだけで太る」と信じている人もいることでしょう。

しかし医学的に見れば「水を飲んで太る」というのはまったくの誤解、迷信にすぎません。そもそも水にはカロリーがありませんから、水が体内で脂肪に変わるということはありえないのです。
人間の体には、体内の水分をコントロールするはたらきがあります。もし、たくさんの水分を一気に摂ったとしても、不必要な水分はすべて尿や汗として自然に体外に排出される仕組みになっています。

ですから健康な体であれば、水がそのまま体内に残り、水太りになるということもありません。確かに水を飲めば一時的に体重計の目盛りは増えますが、それは単純に水の重さが体重に加わっただけのこと。
しばらくすると水は体外に排泄され、やがて体重は元通りになるはずです。もし、本当に「水を飲んだだけで太る」という人がいるのなら、それは腎臓機能が弱っていることが原因だと考えられます。腎臓疾患などで機能が低下した場合、尿がうまく排泄されずに体内に残るため、一時的に体がむくんだ状態になるからです。ただし、これは太っているというよりも、病気の一歩手前の症状ですから、病院に行って検査を受けた方がいいでしょう。

体内に含まれる水分の割合を比較すると、肥満タイプの人よりも痩せている人の方が水分を多く含んでいます。体脂肪率が高い肥満タイプの人は水分の比率が5%以下になることがあるのに対し、脂肪の少ない痩せている人の中には70%近くが水分という人もいます。
実際には、痩せている人ほど水分が多いのです。同じ運動量でも痩せている人より、肥満の人のほうが喉の渇きが激しいのは、体内の水分が不足しているためです。

水を飲んでむくんでしまうことを気にしている人は、普段の食事での塩分摂取量に気を付けることと、もうひとつは、冷たすぎる水を飲んでいる可能性があります。
体に浸透しやすい水の温度は「常温」です。
あまり、冷えた水はよくありませんので、もし冷たい場合には、口の中で温めてから飲み込むといいでしょう。

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