2011/08/09

若い年代にも増加中の「痛風」について

痛風というと、中高年に多い「ぜいたく病」という考え方は一昔前のものです。近年では、若い年代の男性で増加傾向にある病気です。

痛風は、主に足の指の関節が激しく痛む痛風発作が起こる病気です。ある日突然、発症し関節が熱をもって赤く腫れ上がり歩くことすら困難になってしまいます。
この痛みは不思議と1週間ほどすると自然に治まってきますが、それで痛風が治まったわけではありません。

発作が起こる場所は、足の親指の付け根が多いのですが、くるぶしや膝、手首などで起こることもあります。同時に複数の場所で発作が起こることもあり痛風の特徴でもあります。

こうした痛風発作を起こす原因はは「尿酸」です。

痛風の原因

尿酸は、肉や魚に多く含まれるプリン体の代謝産物としてつくられるほか、体内で合成される量も少なくありません。ですから、誰でも血中に一定量含まれており、通常は腎臓で処理され尿から排出されるため、痛風を起こすことはほとんどありません。

しかし、体内で産される尿酸の量が過剰であったり、排出機能が低下している場合には、高尿酸血症状(基準値:7.0mg/Dl~)となり痛風発作を引き起こすリスクが高くなります。
この状態が続き、関節液の中に溶けきれなくなった尿酸が付着すると、これを異物と認めて白血球が攻撃し、激しい痛みや赤く腫れ上がる炎症が生じます。

若い年代に痛風発作を起こす人が近年増加していますが、直接の原因は尿酸です。その尿酸が高くなった原因には、欧米化した食生活、運動不足などがあります。

食べ過ぎは、尿酸のもととなるプリン体を過剰摂取することになるばかりか、肥満の原因にもなります。
アルコールはプリン体の分解を促進し、尿酸値を高めてしまいます。ビールを飲むならプリン体カットのビールを選びましょう!

予防と治療法


一般に痛風の予防には、プリン体の多い食品を控えることになります。もちろんそれも大事ですが、尿酸は食物に関係なく体内でも生成されるので、むしろ肥満や高尿酸血症を避けることが重要です。

まずは食べ過ぎを控えます。プリン体の多い食品を控えます。お酒のおつまみなどはできるだけ量を控えます。
同時にお酒も控えます。

次に水をたくさん飲むようにします。水分の摂取量が少ないと尿酸の排出が悪くなります。
最後は、やはり運動です。
激しい無酸素運動は尿酸の妨げになるので、ウォーキングなどがオススメです。

そして痛風発作が起きてしまったときには、すぐに病院に行き、治療を受けます。定期的な検査も必要です。
尿酸値が7.0を越えている場合には、薬物療法や専門医によるカウンセリングがあります。

遺伝的な影響も大きい痛風ですが、生活習慣をきちんと見直し、定期検診を受ければちゃんとコントロールできますので正しい治療と知識を身につけなくてはなりません。
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