2010/06/17

オリゴ糖(腸内環境の改善と虫歯予防)

オリゴ糖とは?
オリゴ糖は、砂糖に代わる甘味料として、飲料水やお菓子などに利用されているため聞き馴染みのある方も多いはずです。「腸内環境を整える」などのフレーズで健康食品も多数売られています。
オリゴ糖は、単糖が複数(2~10個)結合してできたもので、人間の母乳から発見されました。その経緯というのは、母乳で育てられた乳幼児の便からビフィズス菌を分離したことがきっかけとなり母乳に含まれた「ビフィズス菌増殖因子」の研究が進められるようになったのです。そうしたことから、オリゴ糖の発見に至りました。
その後もオリゴ糖の研究がすすみ、現在では摂取すると
●お腹の調子を整える
●虫歯を予防する
●免疫力を高める
といった効果が期待できると考えられています。では、具体的にオリゴ糖から持つ働きにせまっていきます。

オリゴ糖の働き
オリゴ糖は胃腸や小腸で消化・分解されにくいため、大腸にまで届きます。
それが次のような効果をもたらしてくれます。

■便秘解消・食中毒防止【整腸作用】
オリゴ糖には、腸内のビフィズス菌を増やす働きがあり、ビフィズス菌が増えることで腸内細菌の悪玉菌が抑えられ善玉菌が増殖するといった作用が働きます。結果、便秘解消、食中毒を防止する効果が得られます。

■虫歯を予防【虫歯の原因菌の抑制作用】
虫歯を予防する甘味料としても注目されているオリゴ糖。それは虫歯の原因菌であるミュータンス菌の増殖に利用されにくい性質も持ち合わせているためです。

■動脈硬化を防ぐ【中性脂肪やコレステロールの低下作用】
オリゴ糖によって、腸内のビフィズス菌が増えることでHDLコレステロールが上昇し血中コレステロールや中性脂肪が減少するため動脈硬化を防ぐ効果があると言われています。

■健康維持に不可欠【ミネラルの吸収促進作用】
オリゴ糖には体に補給されにくいミネラルの吸収率を高める作用もあります。オリゴ糖によって腸内で増殖されたビフィズス菌がカルシウムやマグネシウムといったミネラルの吸収を助けます。

■ウィルスの増殖を防ぐ【腸の免疫機能の促進
オリゴ糖を続けて摂取することで腸の免疫機能を高めさらに良好な腸内環境を維持できると期待されています。
結果、ウィルスや悪性の細菌が侵入してきても増殖を抑えることが出来ます。

摂取方法
オリゴ糖の摂取量は種類によって3~15gと大きな幅があります。オリゴ糖を配合した甘味料やシロップなどの食品の場合には、表示を参考にするかまたはあなたの腸内環境に合わせます。
たくさん摂取すると便がゆるくなるので注意が必要です。
効果的な摂取方法は、腸の働きを活発化させるためには続けることが大事です。またオリゴ糖は熱に強いので料理の甘味がわりとして使うのがいいでしょう。

オリゴ糖を含む食品
自然界の食品で、オリゴ糖の摂取が期待できるのは、たまねぎ、にんにく、といった野菜類、それからはちみつ、サトウダイコン、大豆にも含まれます。
オリゴ糖は必須栄養素ではないのでおtくに摂取しなくても欠乏症を引き起こすことはありませんが、できるだけ摂取することにより健康を維持できますので積極的にとりたい栄養素と考えましょう。
オリゴ糖はこちら
オリゴ糖を含む食品
はちみつ(イソマルトオリゴ糖)…腸内細菌の改善
清酒・みりん(ニゲロオリゴ糖)…免疫機能を活発化
アスパラガス・にんにく・たまねぎ(フラクトオリゴ糖)…虫歯予防・ビフィズス菌増殖
サトウダイコン(ポートオリゴ糖)…アレルギー症状の改善
大豆(大豆オリゴ糖)…ビフィズス菌を少量で増殖
黒砂糖(黒糖オリゴ糖)…生活習慣病を予防

甘味料としては、はちみつもおすすめです。

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